「 温 故 知 新 」

~ 過去から未来へ ~

南国青年会議所
第49代理事長  伊藤 正

【はじめに】

 私が生まれ育った場所は奈半利町、居住地は高知市、職場は須崎市と南国青年会議所とは縁もゆかりもありませんでしたが、転職をきっかけに南国青年会議所と出会いました。そして、専務理事として青年会議所の活動に参加し多くの人と出会い、多くのことを学ぶ1年となりました。この1年を乗り越えることができたのは、南国青年会議所メンバーの助けがあったからです。この経験を活かし、諸先輩方が築き上げた歴史と伝統をしっかりと次の世代に繋ぎ南国青年会議所創立50周年に向けてメンバー⼀同南国青年会議所をさらに盛り上げるべく活動をしていく所存です。

温故知新
 温故知新、過去(先達)から学ぶことで新しい知識や見解を得ることを意味しています。本年の南国青年会議所の期首人数は12名。そのうち3年未満の会員6名と半数が入会間もないメンバーです。私自身も含めまだまだ青年会議所としての活動や理念を理解しきれていない部分もあります。南国青年会議所が歩んできた道のりや、諸先輩方の活動から学び、私たちが何をすべきか考える1年にします。

【 児童・生徒のグローバル人材育成事業の実施 】
 スマートフォン⼀台であらゆる情報を得ることができる時代になり、ここ数年で大きく世の中は変化しました。そして、AI の発達により近い将来100種類以上もの職種が無くなるとされています。また、今の学校現場では、異なる文化、国際的な問題、地球規模の課題について理解を深め、国際的な視野や価値観を育み自分の価値観を理解しつつ、相手の価値観も受け止めることを目的としたグローバル教育が行われています。しかし、学校現場でのグローバル教育では行える範囲は限界があります。また、南国青年会議所としても、今後の未来を担っていく地域の子供たちが様々な体験をできるよう支援することを最重要課題とし、多方面から取り組む必要があります。

未来を見据えた会員拡大
 南国青年会議所は昨年より緩やかではありますが、会員が増加している傾向にあります。南国青年会議所のメンバーには U ターンで高知に戻ってきたメンバーも多く在籍しています。複数の理由で U ターンをした人もいますが、その目的の中には、「高知県が好き」「居心地がいい」「もっと高知を盛り上げたい」という気持ちで帰ってきた人もいます。そうした人たちがより効果的に活躍できる場所として青年会議所が存在し続けるために事業を行い、活動エリアである南国市、香美市、香南市をさらに盛り上げるため会員拡大に尽力して参ります。

関係団体との連携強化
 昨年の能登半島地震に始まり甚大な被害をもたらす災害が多発しています。そして、南海地震(前回1946年)も100年~150年周期で起こっています。令和3年度「地震・津波県民意識調査3000人対象」(高知県危機管理部)では、食料の備蓄 36.6%、家具の固定対策 37.5%と約 3 割弱しか準備ができておらず危機意識は持っているが多くの人の行動変容にはつながっていないのが現状です。東日本大震災、能登半島地震は決して他人事ではありません。大切な地域や人を守るため、今からの行動が重要です。南国青年会議所は南国市、香美市、香南市の社会福祉協議会とそれぞれ災害ボランティア協定を締結しているので、各団体と協力し南海地震への対策を考えていきます。

2025年度スローガン

「 温 故 知 新 」 ~ 過去から未来へ ~

基本方針

・児童・生徒のグローバル人材育成事業の実施

・未来を見据えた会員拡大の実施

・関係団体との連携強化